日本製紙と富士通が、海外事業でのリストラを発表しています。
日本製紙、「紙離れ」で北米事業リストラ
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ05HDN_V01C16A0000000/
富士通、英やフィンランドで最大2200人削減
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ12H3F_S6A011C1EAF000/
日本製紙は、ノース・パシフィック・ペーパー・カンパニーの株式を手離し北米の新聞・出版用紙事業から一部撤退すると発表。ペーパーカンパニーと言う社名ですよ。
ノース・パシフィック・ペーパー・カンパニーはウェアーハウザーとの合弁会社ですが、日本製紙はウェアーハウザーへ売却する予定、そしてウェアーハウザーはノース・パシフィック・ペーパー・カンパニーを投資ファンド・ワンロックへ売却予定。
日本製紙USAも売却する可能性が強く、北米では容器や産業向けに注力する方針。
富士通は英国で1800人、フィンランドで400人の人員削減をすると発表。
富士通は英国のEU離脱は雇用に悪影響として留まる事を願っていましたが、敢え無く離脱。一応、EU離脱とは無関係とコメントをしていますが、影響は大きいと思われます。
富士通はFMVなどのPC事業をレノボと統合する事を発表しており、再編に勤しんでいる様子。
早期希望退職者など人員削減の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。