2017年大学新卒の就職内定率71.2%、短大新卒は41.6%、高専新卒は95.7%、専門新卒は53.8%
来年2017年春に新卒となる学生達の就職内定率が文科省・厚労省の調査で分かりました。
平成28年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(10月1日現在)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/11/1379525.htm
高等教育機関別の就職内定率は以下の通り。
大学 就職内定率71.2%
短大 就職内定率41.6%
高専 就職内定率95.7%
専門 就職内定率53.8%
男女別では男子学生69.3%、女子学生73.6%。
大学に限ると国立67.6%、私立72.4%、文系71.4%、理系70.7%。
就職希望者数も就職希望率も高いですが、10月時点で内定を貰っていない学生は約13万人とされており、進学希望者、自営業、家事手伝い等を抜いても内定が無い学生は意外と多い印象を受けます。
確かに内定率自体は高い水準を保っていますが、それ以上に求人が多く有りますので、就職先を選び過ぎて不採用だったのか、1社も内定が出なかったとは考えにくいのです。
こういった新卒内定率が高い時に新卒無職になってしまうと警戒されますので、売り手市場でも大変ですね。
2016年大卒就職率74.7%で6年連続増加、パート・アルバイトは1万人、無職は4万8000人と減少
文部科学省の学校基本調査によると、2016年春に大学を卒業した人の就職率は74.7%の約41万8000人となっており、6年連続増加と言う結果となっております。
正社員雇用は39万9000人と増加。
契約社員・派遣社員雇用は1万9000人で減少。
パートやアルバイト雇用は1万人、進学も就職もしていない無職は4万8000人と何れも減少しています。
大学院の修士課程卒、博士課程卒の就職率もそれぞれ増加しています。
転職の求人も非常に多くなっており、夏休み・お盆休みとなる7月・8月でも多くの企業が中途採用の求人を行っています。
暑いので面接なんて行きたく無いと思う方も多いと思いますが、逆に考えると、こういった時の方がライバルも少なく応募倍率も低いので、コレだ!と気になった求人が有れば応募をしてみましょう。
雇用情勢に関しては金融危機から完全に回復していると見て良いでしょうね。
2015新卒就職率72.6%、正規雇用68.9%、ニートは2万4000人
文部科学省の学校基本調査が発表され、2015年新卒の就職率は72.6%と21年ぶりに70%台となりました。
大卒就職率72・6%、21年ぶりに7割台回復
http://www.yomiuri.co.jp/economy/job/news/20150807-OYT8T50012.html
2015年新卒人数は56万4025人、内40万9754人が就職、正規雇用が38万8606人、非正規雇用が2万1148人。
大学院への進学は約6万9000人となり過去最低、進学も就職もしなかった人数は約5万8000人、内ニートは約2万4000人となっており、こちらも減少しています。
民間調査では2016年新卒予定者の内定率は、既に6割を超えていますので、2016年新卒就職率も70%以上となりそうですね。
2014年3月新卒予定者の就職内定率が大幅改善
就活サイトの発表によると、2014年3月新卒予定者の就職内定率が大幅に改善されているそうです。
大学生就職内定率が大幅改善 5月で39・3%
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013053001001698.html
今年の就活は4月から開始されていますが、5月1日時点で前年同時期より8.6ポイント上昇の39.3%。
文系9.6ポイント増の36.7%で、理系6.8ポイント増の45.1%となっています。
企業側は期間が短縮されていますので、内定を出すタイミングを早めています。
学生側も期間短縮によって、これまでの様にダラダラするのではなく、サッと決めている。
大幅に改善ではなく、就活期間短縮の影響なので最終的な内定率は変わらないと思う。
しかし、学生側の意識も大企業一辺倒ではなくなっているので、これは良いですね。
今後新卒採用ではなく、中途採用を重要視する企業が増加する傾向ですので、ある程度の経験者になることが非常に重要になってきます。
新卒時に大企業に入社出来なければ人生終わりと考えている人は、改めなければなりません。
2013年度新卒就職率上昇、文部科学省と厚生労働省が発表、高卒も過去最高水準
文部科学省と厚生労働省が、2013年新卒就職率を発表し、2年連続で上昇している事が分かりました。
大学(学部)で93.9%の0.3ポイント増、短期大学は94.7%の5.2ポイント増、大学全体で94.3%の0.7ポイント増、専修学校含めると94.3%の0.8ポイント増。高専は以前と変わらず100%。
男女別の就職率は、男子93.2%の1.3ポイント減、女子94.7%の2.1ポイント増。
国公立大学で男子94.5%、女子96.0%、私立大学で、男子92.8%、女子94.2%。
文系・理系別の就職率は、文系93.4%の0.1ポイント増、理系96.2%の1.6ポイント増。
2年連続で増えた!となっていますが、そこまで増えてませんし、男子の就職率は減少しています。
日本は女性の社会進出が遅れていると言ったそばから、これですからちょっと笑える。まぁ補助金とかでますからね。
一方、2013年高卒就職率も発表されており、こちらも95.8%の1ポイント上昇で過去最高水準となっています。
就職を希望した高校生は19万1000人、3月末時点で就職先が決まったのは18万3000人。
都道府県別就職率最も高いのは、福井99.7%、富山99.6%、石川99.3%。最も低いのは沖縄85.1%、和歌山89.9%、兵庫92.1%。
復興需要となった宮城と福島が98.5%、岩手97.9%。
これを見ても分かるとおり、高卒でも大卒でも就職率は殆ど変わりません。むしろ2年間、4年間先に就職する分、社会人としての意識は高そうですね。
しかし、現実的に高卒と大卒の初任給は差がありますので、今後これらも解消するかどうか。
と言っても、先に社会に出ている分の経験や実績、そして技術などを評価してくれる企業へ転職することで、その差を埋める、もしくは超す事は可能。
もっとも最初の会社が、そういった評価をしてくれることが望ましい。
就職率が高くなった事は良いとは思いますが、新卒の皆さんもご存知の通り3年以内で新卒は退職してしまいます。
誰しも陥る可能性がありますので、転職の準備は整えておきましょう。
2012年度大卒内定率81.7%、短大78.8%、高卒88.3%と2年連続で上昇
2012年度の大卒就職内定率は2月時点で2年連続上昇となったようですね。
高卒内定率も88.3%と、非常に伸びているとの事。
平成24年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/03/1332006.htm
大卒内定率81.7%、短大78.8%、全体で82.4%、専門学校含めて81.9%と言う事は、専門卒は厳しい状況であるみたいですね。
逆に内定を得ていない大卒予定者は2月時点で約8万人と推測されており、文科省、厚労省ともに支援をしていくとなっています。
来年度、2013年度大卒就職率も引き続き改善に向かうと見られています。