三越伊勢丹HDが退職金加算額5000万円などを含めて早期希望退職者制度を見直し応募者を募っていましたが、その結果が発表されています。
人数制限は設定しておらず上限なしの希望退職者募集でしたが、応募したのは僅か173人となっています。
上記ページでも書きましたが同業界でも三越伊勢丹は待遇が良いですから、バブル世代は絶対に辞めたくないでしょう。
一応、三越伊勢丹は数年間で1000人前後の希望退職者を見込んでいましたが、これでは10年前後かかってしまいますが、ボーナス前に早期退職するよりもボーナス後に早期退職を考える人の方が多いかも知れませんから、三越伊勢丹側も継続して早期希望退職者を募集するとの事です。
もう少し40代や50代向けの求人が増えれば良いですが、今回の通り40代や50代は転職を考えなていない人が予想以上に多いです。
転職は悪と意識している世代ですので、中々難しいのかも知れませんが、会社との関係が悪化する前に良い求人を見つけて転職した方が精神的に楽だと思います。
会社側は5000万円加算してでも辞めて欲しいと思っている事をお忘れなく。
早期希望退職者など人員削減の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。