スキーやスノーボードなどを中心としたスポーツ用品のアルペンが希望退職者を300人程度募集する事を発表しています。
ここのところアルペンは業績が芳しくなく、売上高はあるものの利益が下がっています。要は採算性が悪化しています。
その為リストラの一環として創業以来初となる人員削減を行うようです。
希望退職募集の対象となっているのは子会社ジャパーナを含む45歳から63歳までの正社員と契約社員。
退職者には退職金割増となる特別加算金、希望者には再就職支援会社経由での再就職支援を行うとのこと。
ネットでの競争が原因と報道されていますが、そうではなく需要予測が難しい市場になっており、先行投資も当然難しい。
アルペンは販売だけでなくメーカーでもありますから、アパレル業で言うところユニクロの様な会社です。
そのユニクロは勿論のこと、ほぼ全てのスポーツ用品メーカーや衣料品メーカーがスポーツ向けを開発販売している時代です。
冒頭でアルペンの事をスキーやスノーボードなどを中心としたと書きましたが、現在アルペンは野球やサッカー、ゴルフなど様々なスポーツ用品ならびにスポーツアパレルに拡大しています。
どの分野に注力するかを早期に判断しないといけないが、前述の通り手広く事業を行なっている為、判断がどうしても遅くなってしまうのですよね。
早期希望退職者など人員削減の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。