英資源大手、大規模リストラ策 保有資産6割削減
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英国資源大手であるアングロ・アメリカンが、東芝どころでは無いリストラを発表しました。
その人員削減数は何と8万5000人程度、現在13万人以上の従業員が在籍するアングロ・アメリカンですが、半分以上の社員をリストラする事になります。
更に保有資産の6割を売却し鉱山も閉鎖すると発表しており、資産を投げ売る覚悟の様子。
理由は勿論、資源価格の大幅な下落。
先日のOPEC会合でも減産見通しが立たず、アメリカやロシアも原油価格維持に協力姿勢は見られない。
それどころかアメリカは40年ぶりに原油輸出を解禁し、更に供給過多となり、原油価格も一段と下げる見通しが有る。
日本としては原油が安く手に入り、中東以外にアメリカからも供給できる状態になります。
要は長らく続いたOPECの独占が無くなった訳ですが、鉄鉱石価格も下落が続いており、こちらがアングロ・アメリカンにとっては痛かったのかも知れません。
早期希望退職者など人員削減の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。