電通、社員の1割配置転換 労働環境改善策を発表
電通は2日、女性新入社員の過労自殺問題を受けて検討していた労働環境の改善策を発表した。2017年1月をめどに全社員の1割にあたる650人を仕事が集中する部署に厚く配置する。中途採用も拡大、上限を設けずに今月からまず60人の募集を始める。配置転換で各部署の業務量を平準化するほか、中途採用の増員で労働時間の短縮を目指す。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ02HXD_S6A201C1MM8000/
長時間労働による過労死問題が大きく取り沙汰されている電通。
その電通が社員の1割となる650人を配置転換する事が発表されました。
2017年1月目処ですので、今は配置転換や異動先の擦り合わせ真っ最中と言った処でしょうか。
通常の人事異動では無く、長時間労働を無くす為の人員配置となっており、足りない人員は中途採用の人数を増やして対応するとの事です。
今月から上限人数を無くして中途採用の求人募集を開始するそうですから、電通へ入社したい方はチェックしておきましょう。
しかし、電通鬼十則が無くなった訳では有りませんので、面接時に事細かく聞いた方が良いでしょう。特に残業時間に関しては電通は無視出来ないですから言葉を濁した時点で辞退。
電通鬼十則ならぬ面接鬼十則の心構え。
残業時間で嘘をつかれる位なら、最初から月何時間有りますと言って貰った方が応募者にとっては気が楽。未だにその事に気付いていない担当者もいますので、しっかりと聞きましょう。
早期希望退職者など人員削減の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。