パナソニック、三洋の人員9割削減 3年後メド 鳥取子会社売却、北米テレビ事業は分離
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD170D0_X10C13A5MM8000/?dg=1
パナソニックが三洋電機社員を対象とした人員削減し解体するとの報道があります。
現在、三洋電機社員は約1000人程度残っているそうですが、それを100人規模にするとの事。
削減方法としては、配置転換や早期希望退職募集、事業の切り分けや、パナソニックとの一元化などが挙げられており、三洋電機は解体されるとなっている。
これに対しハゲタカファンド以上と批判も多いですが、確かにイメージは悪い。
パナソニックは、当時蓄電池やリチウムイオン電池などで世界シェアが高かった三洋電機を買収し完全子会社化。
しかし、その後白物家電事業を中国のハイアールに売却し、自社ブランド以外を受け付けない方向へ…更にサンヨーのエネループにも手を付け批判の嵐。
そして、今回の三洋電機リストラと解体…やりたい放題ですね。
と言ってもパナソニック自体が経営不振であり、そんな事に構っていられない状況。
先日もリストラ方針を発表しており、中期事業計画もリストラありきとなっています。待った無し状態。
GOPAN、エネループ、そして蓄電池の三洋電機はもう無い…かなり寂しい。
パナソニックは営業戦略やマーケティングの見通しが甘かった事を認め、今後の事業に活かして欲しい。
三洋電機社員は、その技術力を活かして転職を検討し、新たな創造をして欲しいですね。
早期希望退職者の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。