4月から就職活動が開始されていますが、既に内定を得ている学生と、内定が無い学生との格差が拡大しているそうです。
記事では、2通りの学生就活パターンが紹介されています。
就活生の格差は内定と無い内定
Aさんは、何十社と選考に落ちたことで、自信をなくし、他人に頼ることしか考えない学生。
「コネで入社できる企業はないですか?」
「どこの企業を受けたら良いですか?」
「受かりやすい企業を教えていただけないですか?」
こういった相談をしてくる学生で、最近は増加傾向にあるらしい。
Bさんは、粘り強く選考を受け続ける学生。ひたすら企業へエントリーし続け少しずつ成長したらしい。
スポーツ推薦で大学入学、筆記試験は不得意、文章を書くのも苦手。面接までこぎつけても緊張のあまりうまく話せずに不合格の連続。
不合格になった企業は150社を超えるが、この学生は粘り強く、陸上アスリートのようにコツコツ努力してエントリーシートを出し続け6月に3社の内定を獲得。最初が大手不動産、続いて地方銀行、製薬会社となっています。
AさんとBさん、典型的な日本昔話ですね。
コネ入社で楽な仕事に就きたい
これを書いた方はAさんを悪者と捉えていますが、私はちょっと違います。
Aさんも働きたいが落ちてしまっている訳です。それでもどうにかして働きたいからコネ入社や受かりやすい企業などを相談している訳です。
出来れば楽な仕事であれば良いのは皆さん同じでしょう。
それらを上手く解決するのも、こういった就活塾の仕事なのではないでしょうかね。そもそもエントリーして成長と言っている時点でおかしい。
コネだろうが何だろうが利用できる事は利用しましょう。まず仕事を始めなければ話になりません。その後、転職活動するにしても職歴が非常に重要です。
コネ入社は無理でも人手不足業界は採用されやすいですので、『人手不足業界ランキング、高齢化や後継者の人材不足で廃業へ』を見て下さい。
新卒入社で人生決まる時代では無い
大卒時点で人生が決まる時代は、とっくに終わっています。
努力して評価が高くなるならば、世の多くの技術者は皆さん大富豪となっています。その評価が低いから腹が立っている現状ですね。
入社時点である程度の格差は生じるかもしれません。
しかし、その後の職務経歴や経験・技術によって格差は埋めることは可能です。
学歴不問や年齢不問の求人は多くなっていますので、『学歴不問・年齢不問の中途採用求人情報』を見て下さい。
目的を持って中途採用で転職するのは当たり前
3年後転職を考える新入社員が多い現在ですから、まずは無職期間を作らずに、それまでに多くの経験を積み欠員補充に応募すれば良いだけの話です。
求人を見れば分かると思いますが、大手企業から有名企業、中小企業、外資系企業など色々と中途採用しているのは事実です。
今後、政策によって更に求人が増加する可能性もある訳ですから、中途採用での募集資格や条件を見ておき、どのような人材が求められているかチェックしておく事をおすすめします。
AさんとBさんに共通しているのが、諦めていない事。
自信とプライドは失っても良いですが、目的を見失わない様にしましょうね。