JT、4工場閉鎖へ 営業拠点縮小、1600人削減
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD300ME_Q3A031C1TJ0000/
日本たばこ産業であるJTが、国内のタバコ工業4箇所の閉鎖と、営業拠点を25から15支店に削減する事を発表しました。
これに伴い従業員1600人のリストラや希望退職者募集も発表しています。
JTは昨年度の決算発表では過去最高益となっており、今年度の2013年度も過去最高益となる予想となっています。
この様な好業績の財務状況でも、佐伯明副社長は、国内たばこ需要について、減ることは予想できても増えることは予想できないとして今回の発表に至ったそうです。
2015年3月末で、たばこ製造の郡山工場と浜松工場と、材料の岡山印刷工場を閉鎖。
同じく2015年3月末に、葉タバコ処理工程の東日本原料本部、たばこ自動販売機製造・販売の特機事業部を閉鎖。
2016年3月末に、原料の平塚工場を閉鎖という予定となっています。
営業拠点に関しては、2015年4月1日付で25支店体制から15支社制に統廃合されます。
宮崎秀樹副社長は、今回希望退職を募集して、企業として健全に成長していくことで安定雇用につなげる。企業の体力がある今なら、退職一時金の割増しや再雇用に関しても十分なサポートをしていける。と述べています。
非正規ではなくJT正社員1600人削減ですから、かなり影響はありそうですね。
早期希望退職者の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。