シャープが大規模な人員削減のリストラ、2015年度には約3200人が希望退職

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シャープ、最大7000人リストラの真実味
「グローバルで最大7000人程度の人員削減」――。
シャープが5月12日15時過ぎに発表した2016年3月期(15年度)の決算概要資料にはこう明記されていた。しかし、その資料は1時間も経たないうちに削除され、該当箇所は「グローバルでの人員適正化」に書き換えられた。2016年3月末現在、シャープの連結従業員数は4万3511人。その16%にあたる人員の削減は大きな経営判断だが、同日の決算会見で言及されることはなかった。
https://toyokeizai.net/articles/-/117796

ホンハイに買収される事になったシャープですが、当初の雇用継続は何処へやら、大規模な人員削減を継続する方針となっている様子。

最初に報道されたリストラ人数は3000人規模の人員削減で、2015年度の希望退職者数である約3200人と同程度でした。

しかし先日の決算概要資料には最大7000人程度の人員削減と記載されており、報道でも7000人のリストラとされていたのですが、1時間経たない内に削除され人員適正化へと修正されていたとの事。

シャープは2012年度に国内社員約3000人が希望退職しており、2015年度と合わせると約6000人規模のリストラをしている訳ですので、多分今回も国内3000人規模、中国を中心としたグローバルで7000人規模の人員削減と言う意味合いかも知れませんね。

シャープは債務超過に陥り東証2部へ降格、社長にはホンハイの戴正呉副総裁が就任、新経営陣にもホンハイから6人送り込まれる予定となっています。

早期の黒字回復目標であればリストラ、中長期での黒字回復を目指すなら技術者は置いておくと思われる。

早期希望退職者など人員削減の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。

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