2017年春闘の集中回答日が近づいていますが、電機連合はベースアップ1000円で妥結する方向で調整しているとの報道が出ています。
昨年は1500円で妥結していますので、ちょっと難航しそうです。
電機メーカーと自動車メーカーはベースアップよりも賞与や手当、そして労働時間が焦点となりそうですね。
一方、作業服などのチェーン展開を行っているベイシアグループのJASDAQ上場企業ワークマンは、集中回答日前に妥結しています。
ワークマンはベースアップ3%、定期昇給1.77%、賃上げ率4.77%で妥結。
ベースアップ分を即月給に組み込む訳で無く、特別賞与として減額なしの積立方式。
平均50万円以上となった時点で月額給料に組み込むと発表されています。
ワークマンの平均年齢は36.9歳、平均年収は610万円。
社員一人あたりの株式時価総額が高い事で知られており、低い事で有名な小売業界において高年収となっています。
小売業界で社員1人当たりの時価総額が高い企業はMonotaRO、スタートトゥデイ、セリアなどが有りますが、何れも平均年収500万円以上です。
社員に還元してくれる企業ならば、不人気となってしまっている小売業界でも人手不足にはならないかも知れませんね。
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【2017春闘】電機連合はベースアップ1000円で調整、ワークマンは4.77%の賃上げで妥結
