上場企業の平均年間給与ランキング
東京商工リサーチが調査した企業の平均年収ランキング2013が発表されています。
上場企業の平均年間給与ランキングは以下の通りとなっています。
- スクウェア・エニックス・ホールディングス 1925万円
日本テレビホールディングス 1491万円
- 東京放送ホールディングス 1484万円
フジ・メディア・ホールディングス 1479万円
- 朝日放送 1444万円
- 三菱商事 1419万円
伊藤忠商事 1389万円
- 三井物産 1363万円
- 野村ホールディングス 1334万円
- 住友商事 1309万円
業界・業種別の平均年収
業界や業種別の平均年収トップ企業などは以下の通りとなっています。
建設業最高は日揮の973.2万円、小売業最高はWDIの947.8万円、銀行業は東京スター銀行の828.5万円がトップ、みずほコーポレート銀行が824.2万円、三菱東京UFJ銀行が800.5万円。
業種別平均年収では、電気・ガス業が693.2万円がトップ、中部電力801.4万円、中国電力793.8万円、関西電力782.8万円、東京電力619.6万円。
水産・農林・鉱業は679.9万円、金融・保険業は672.8万円、不動産業は654.4万円、建設業は642.7万円、運輸・情報通信業は629.5万円、卸売業は603.7万円、製造業は591万円、サービス業は522.7万円、小売業は489.3万円。
前年比増加トップは東急コミュニティー340.5から588.2万円、次いでミツウロコグループホールディングスの815.8万円から1255.2万円、UBICの457.4万円から657.5万円。
銀行の平均年間給与は608万円
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2013/1241052_2164.html
年齢別平均年収ランキング
30代から40代の年齢別平均年収ランキングは以下の通りとなっています。
平均年齢30歳未満企業の年収ランキング
平均年齢30歳未満企業の年収ランキングは以下の通りとなっています。
- サイバーエージェント 697万円 平均年齢29.9歳
- クックパッド 640万円 29.8歳
- アイ・ピー・エス 559万円 29.7歳
- エン・ジャパン 548万円 29歳
- セプテーニ・ホールディングス 536万円 29.1歳
- ボルテージ 508万円 27.7歳
- アドウェイズ 490万円 29.7歳
- ザッパラス 479万円 29.9歳
- ソフトウェア・サービス 473万円 29.5歳
- スタートトゥデイ 469万円 28.1歳
平均年齢30歳以上35歳未満企業の年収ランキング
平均年齢30歳以上35歳未満企業は以下の通りとなっています。
キーエンス 1322万円 34.4歳
- シンプレクス・ホールディングス 1210万円 31.3歳
- ドリーム・インキュベータ 1081万円 34.4歳
- プレサンスコーポレーション 815万円 30.4歳
- 日本エスリード 814万円 33.3歳
- エックスネット 777万円 34.1歳
- エムスリー 750万円 33.7歳
- グリー 743万円 30.3歳
- オービック 738万円 34.3歳
- ディー・エヌ・エー 728万円 31.8歳
平均年齢35歳以上40歳未満企業の年収ランキング
平均年齢35歳以上40歳未満企業の年収ランキングは以下の通りとなっています。
- 野村ホールディングス 1367万円 39.3歳
電通 1145万円 38.6歳
- 日本M&Aセンター 1122万円 35.9歳
- 商船三井 1074万円 37.8歳
ソフトバンク 1058万円 38.1歳
- 野村総合研究所 1051万円 37.8歳
- GCA サヴィアングループ 1001万円 37.7歳
- 日本郵船
984万円 38.3歳
みずほフィナンシャルグループ 970万円 39.2歳
- アクセル 963万円 38.7歳
平均年齢40歳以上45歳未満企業の年収ランキング
平均年齢40歳以上45歳未満企業の年収ランキングは以下の通りとなっています。
- スクウェア・エニックス・HD 1709万円 43.2歳
フジ・メディア・HD 1510万円 44.3歳
日本テレビ放送網 1425万円 41.8歳
- 三菱商事 1412万円 42.9歳
- 朝日放送 1397万円 41.6歳
- 三井物産 1361万円 42.4歳
- 住友商事 1352万円 42.6歳
- テレビ朝日 1303万円 41.6歳
テレビ東京HD 1287万円 44.8歳
伊藤忠商事 1281万円 41歳
平均年齢45歳以上企業の平均年収ランキングは、殆どが持ち株会社です。
持株会社以外でランクインしているのは、ランドビジネスの1130万円47.6歳とシンバイオ製薬の1088万円45.7歳の2社のみ。
持株会社化している企業の平均年収は参考になりませんので注意しましょう。
平均年間給与が高い上場企業2018
東京商工リサーチによると上場企業の平均年間給与は606万2000円となり昨年より7万円増え、調査開始した2011年以降で過去最高額となったそうです。
年間給与中央値でも593万5000円となっており、確かに結構上がっていますね。
2018年決算 「上場企業2,591社の平均年間給与」調査、平均年間給与は7年連続上昇で初の600万円台、建設業が4年連続トップ
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190527_01.html
最も平均年間給与が高い企業は恒例のGCAで2063万3000円、次いでヒューリックの1636万円、三菱商事の1540万9000円、伊藤忠商事の1460万9000円、三井物産の1419万9000円と続いています。
トップ10には丸紅と住友商事も入っており、総合商社5社が上位を占めています。
調査対象外となっていますが、キーエンス、M&Aキャピタルパートナーズも平均年間給与2000万円以上です。
平均年間給与が高い業種2018
気になるのは業種別の平均年収。
年収や給与の最下位が慣例となっている小売業も平均年間給与が上がっており473万8000円。
平均年間給与が400万円台の業界は小売業界だけとなっていますが、平均年間給与500万円台も意外と多いという事ですので巷で言われている様な酷い状況は脱した感じでしょうか。
若年層の年収が上がっている
平均年間給与が高い企業は給与だけで既に1000万円以上ですが、くら寿司の様に新卒で年収1000万円の企業も出てきていますし、他業界の初任給も年々上がっています。
若いうちから稼げる様になるという事は、トヨタ社長の言う通り終身雇用が難しくなりますので喜ばしいだけではない事も頭に置いておくと良いかも知れません。