JR九州が特急列車の客室乗務員廃止と50人リストラ、車内販売廃止も検討

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JR九州が客室乗務員と車内販売廃止のリストラ

ななつ星豪華列車で話題のJR九州ですが、来年春を目処に全ての特急列車の客室乗務員廃止ならびに50人程度のリストラ、そして車内販売廃止を検討しているそうです。

客室乗務員は契約社員で殆どが女性、約250人在籍している。
ゆふいんの森、ななつ星や新幹線での客室乗務員は継続との事ですが、異動などで対処する可能性が有るそうです。

JR九州:来春めど客室乗務員廃止を検討 車内販売も
http://mainichi.jp/select/news/20140831k0000m020110000c.html

JR北海道とJR四国は客室乗務員を完全に廃止

JR九州は一部の特急列車による客室乗務員サービスの廃止ですが、同じく業績が低迷しているJR北海道は客室乗務員サービスを完全に廃止する事を発表しています。

JR北海道でもJR九州と同様に客室乗務員の人手不足が続いており、客室乗務員サービスを継続することが困難となっています。

JR北海道と九州とは客室乗務員の業務が異なりますが、JR四国も客室乗務員を廃止しており、客室乗務員の人手不足で求人を出しても人材が集まらず、正社員採用試験で他業務への異動や再就職先の斡旋などを行なっています。

早期希望退職者の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。

JR東日本とJR西日本も車内販売一部廃止

九州新幹線内での客室乗務員サービスは継続していたJR九州ですが、徐々に客室乗務員サービスの削減を行なっており、九州新幹線内での車内販売とグリーン車サービスを廃止する事を発表しています。

JR東日本とJR西日本も東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線や一部の特急での車内販売を廃止し、弁当などの販売も廃止する事を発表しています。

JRの客室乗務員サービスや車内販売廃止の理由

JR北海道、JR四国、JR九州の客室乗務員サービス廃止の理由は基本的に人手不足であるのに対し、JR東日本やJR西日本での車内販売サービス廃止の理由は駅ナカ施設の充実が挙げられます。

例えば東京駅には各地域の駅弁が販売され、駅弁以外にも数多くの飲食物が販売されており、わざわざ車内販売で購入する乗客も少なくなり、更に駅売店であるキヨスク・キオスクやコンビニなども充実しており、車内からスマートフォンで注文して即受け取れるオーダーキオスクなどで人手不足を補っている。

JR九州も不動産事業や小売り事業を拡大しており、JR北海道とJR四国とは少々事情が異なる部分もある。
しかし、JR九州は収益は上がったものの営業赤字が続いており、収益改善を図りたい処でもある。

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