上場企業と中小企業の賞与・ボーナス平均額
既に2016年春闘が事実上開始となっており、2016年春闘もベア実施要求となっています。
ベースアップで賃上げしない企業はボーナス・賞与と言った一時金で対応する事が一般的となっておりますが、そのボーナスが多い企業のランキングが掲載されていますので、参考にしてみましょう。
2015年の賞与・ボーナス平均額は、経団連調査の東証1部上場企業157社のみで夏ボーナス平均91万3106円、冬ボーナス平均88万593円、夏冬合計179万3699円。
中小零細合わせた全体の2015年ボーナス支給額としては、夏ボーナスは厚生労働省調査結果で平均35万6791円、冬ボーナスは民間各社の予測値で平均約36万円程度、夏冬合計約71万6791円程度。
2014年の夏ボーナス平均37万550円、冬ボーナス平均37万5431円、合計平均74万5981円。
ボーナスランキングは2014年実績です。
ボーナスが多い企業ランキング
ボーナスが多い企業ランキングは以下の通りです。
豊田通商 351.9
- JFEコンテイナー 322.6
花王 309.8
- FJネクスト 307
- NIPPO 289.7
大気社 281.6
- エレマテック 279.8
千代田化工建設 277.9
日立ハイテクノロジーズ 273
- NSユナイテッド海運 267.8
- 大同特殊鋼 265.6
東芝テック 263.3
ブラザー工業 260.1
- 松井証券 259.1
- 大塚商会 256.3
商船三井 253.1
- プラネット 251.9
- 芙蓉総合リース 251.7
- 山善 2247.9
- ヤギ 247.8
- 協和発酵キリン 247
- メック 246.9
- 黒崎播磨 243.4
- 大本組 242.6
- 東京応化工業 242.4
- ディスコ 241.6
シチズンホールディングス 240.4
- 菱電商事 240
- 極東証券 239.6
- サンセイランディック 236.9
- TKC 233.9
- セガサミーホールディングス 233.8
- 岡三証券グループ 228.6
大和ハウス工業 225.5
- キング 224.8
- アサヒグループホールディングス 223.5
- リコー 223.3
イマジカ・ロボットHD 222.3
- ハウス食品グループ本社 222.2
- プロバスト 221.5
セイコーエプソン 220.9
デンソー 220
ダイダン 217.8
- 阿波銀行 216.2
- ジャムコ 216
- 東洋ビジネスエンジニアリング 215.8
- 新日本空調 213.4
- スター精密 213.3
- セリア 213.2
近鉄エクスプレス 213
- 日本道路 212.9
- ダンロップスポーツ 212.9
クボタ 212
- 沢井製薬 211.6
オムロン 210.4
日産自動車 210.2
オリンパス 209.8
大日精化工業 209.8
第一実業 209.1
- 兼松 208.9
- トーセイ 208.5
大林組 208.5
- 藤商事 208.4
TOTO 208.4
- 住友ベークライト 207.8
ヤマハ発動機 207.7
テイ・エス テック 206.7
- アンリツ 206
- ニチアス 205.9
- マキタ 205.3
- 藤井産業 205.2
- 曙ブレーキ工業 205
- 横田製作所 204.6
ワキタ 203.2
- 大垣共立銀行 203
- 日本商業開発 202.7
荏原 202.3
- 関西ペイント 200
岩崎電気 199.6
テルモ 197.5
- ディーブイエックス 196.8
- ULSグループ 195
日本航空電子工業 194.6
- 北弘電社 194.5
鹿島 193
- レオン自動機 192.8
- 岡部 192.5
東レ 192.1
カシオ計算機 192.1
- パナソニック インフォメーションシステムズ 192
- HIOKI 191.9
- 栗林商船 191.5
椿本チエイン 191.1
- カイノス 191
- キヤノン 191
第一カッター興業 190.7
- メディパルホールディングス 190.6
- 水戸証券 189.8
- 大和小田急建設 189.2
豊田自動織機 189
大成建設 189
- 星光PMC 188.4
エス・ディー・エス バイオテック 188
ニッパツ 188
- 岩手銀行 186.3
日産化学工業 185.4
コマツ 185.1
- デンヨー 184.8
- マブチモーター 184.6
- 技研興業 184.3
- 住友金属鉱山 184
- ヤフー 183.6
- 象印マホービン 181
- NTTドコモ 180.7
ミルボン 180.6
矢作建設工業 180
- アイダエンジニアリング 180
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栗田工業 180
日本電産 180
カルビー 179.4
ボーナスが300万円以上となっている企業は豊田通商、JFEコンテイナー、花王、FJネクストの4社で、カルビーの179万4000円の約2倍ですね。
ボーナス平均額以上の会社へ転職
経団連発表のボーナス額ですと上記の企業だけが平均以上ですので、東証1部上場の157社では残念ながら参考になりませんね。ですので2014年ボーナス実績平均74万5981円を参考に転職企業を探した方が良さそうです。
ボーナスランキングの続きは東洋経済のWebサイトに掲載されていますので、興味のある方は見ておきましょう。
公開!これが「賞与が多い」トップ500社だ 上場企業の2014年実績を独自調査
http://toyokeizai.net/articles/-/64552
ボーナス額トップとなった豊田通商も2015年は色々と有りましたから、2016年は減額されるかも知れませんし、12位の東芝テックも東芝の不祥事でどうなるか分かりません。
しかしながら上記ランキングに入っているならば、ボーナスは高い方ですので気を落とさずに行きましょう。
外資系企業のボーナス
外資系企業のボーナスは一般的な日本企業のボーナスとは会社ごとに異なります。
東証に上場している外資系企業の日本法人であればボーナスの額は大体分かりますが、外資系企業だからといって特別ボーナスが高い訳ではなく平均的なボーナスの額となります。
日本に馴染んだ外資系企業では日本企業的なボーナス、新たに日本市場に参入してきた外資系企業では海外基準のボーナス査定となります。
外資系企業では成果報酬型、目標達成型など複数の報酬制度があり、それらタスクやミッションを達成する事で報酬を得る形が多いです。
もちろんですがボーナスが無い外資系企業もあり、そういった点では日本企業と同じかも知れませんね。
外資系企業への転職に興味がある方は、JAC Recruitmentを利用してみましょう。
外資系企業専門の転職サイトと転職エージェントは少なく、JAC Recruitmentがおすすめです。
ボーナス増額ランキング
ボーナス支給額の妥結金額を元に、主要40社の年間ボーナス伸び率ランキングが掲載されています。
マツダ 133万1000円 31%
本田技研工業 217万1000円 18.57%
- トヨタ自動車 205万円 15.17%
- カシオ計算機 185万3936円 11.33%
井関農機 108万9323円 9.21%
デンソー 192万円 8.47%
明電舎 121万4788円 8.42%
- 富士電機 151万7200円 6.85%
日野自動車 141万7000円 6.7%
三菱自動車工業 129万3000円 4.78%
横浜ゴム 144万円 4.35%
日産自動車 204万1000円 3.92%
- 古河電工 124万8000円 3.91%
- オカモト 122万円 3.39%
- プリマハム 123万円 2.93%
- 三ツ星ベルト 138万円 1.47%
- 日立製作所
160万3930円 1.46%
OKI 139万4000円 1.19%
- 日産車体 175万8000円 0.92%
- 森永乳業 152万9000円 0.86%
- 日本製粉 163万4000円 0.25%
NTT 134万3000円 0%
- NTT東日本 134万3000円 0%
- フジクラ 118万円 0%
- び率マイナス
- class=”joblist_title”>ボーナス減額ランキング
日清製粉グループ本社 171万6000円 0.12%
- 住友金属鉱山 180万円 0.55%
- 三井金属 147万円 1.01%
レンゴー 145万円 1.36%
- 大王製紙 118万円 1.67%
- 王子製紙 135万円 2.17%
住友電工 143万8600円 2.97%
- 大阪製鉄 143万円 4.67%
- 三菱電線 84万8019円 4.99%
愛知製鋼 134万円 7.59%
オークマ 109万9300円 8.07%
三菱電機 145万2000円 8.74%
- 北越紀州製紙 128万円 12.33%
神戸製鋼所 89万円 13.59%
- 昭和電線HD 82万7300円 17.49%
- 三菱製鋼 118万円 20.27%
ボーナス:主要40社ランキング、トップはマツダの31%増
https://president.jp/articles/-/11218
その他、シャープの夏ボーナスは1ヶ月分で平均31万円、ソニーは年間140万円に低下、JFEスチールは最低でも年間120万円などが書かれています。
主要40社と言う割りに非常に偏っていますので、ランキング自体に意味はありません。
先日発表された第1回妥結額集計は約82万円程度ですから、下がったとは言え平均以上です。
ボーナス支給額伸び率の上位下位の会社が中途採用をしているのを見ると、これは転職組はチャンスだと言えるでしょう。
夏も冬もボーナス貰って退職する人は一定数いますので、中途採用の求人募集はこまめにチェックをしておくと良いと思いますよ。