実力主義の実力とは?成果が見え難い職種の評価

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就職活動中の大学生が、学歴で採用するのは間違っており実力で判断して欲しいと述べていました。

そのコメントに対し賛成する意見が多数となっていましたが、実績も経験もない新卒を実力で判断する事は難しい。

新卒採用担当者が明確な評価基準を設けていないのはその為です。
大卒が欲しいのはメーカー各社であり、専門知識の素養がある理系人材。その分野を専攻し研究実験を経験済みであれば尚良い訳です。

では、文系人材を新卒時点で実力で判断する方法はなんでしょう?

この様に実力主義の実力が見えやすい職種と、見え難い職種があります。

実力を測りやすい職種として営業を思い浮かべる方が多いと思います。数値化しやすいと言う点が実力と捉えられています。

しかしながら、それは間違いです。
一概に『営業』といっても会社ごとに異なり、営業自体で細分化されてきています。

アポイント取りから商談、見積もりから契約、アフターフォローから更新と一連の流れを全て一人で完結する事を営業とするのであれば実力は見え難い。アポイント取りのみ、商談のみ、契約のみなど細分化した場合は見えやすい。

海外企業や外資系企業の場合、インセンティブがあり営業は殆ど後者となり、インセンティブがない場合は殆ど賞与や報酬となります。

全てを一人で出来るもん!凄いでしょ!と思っている方もいると思いますが、殆ど評価されません。管理職とも別物で只の個人事業主です。

実際にはアポイントを取る前にマーケティング部門から指示が来ます。

なぜ細分化するかと言うと、アポイントを先にとったもん勝ち、契約を先にとったもん勝ち、など早い者勝ちになってしまうからです。

単なる行き当たりばったりの早い者勝ちである為、実力を測ることは出来ませんし、これではフィードバックも少なく、マニュアル化もデータ分析もできず組織としてのリソースが乏しくなってしまいます。

個人とチームの判断と分析、並びに把握が出来ますので管理がしやすい点も挙げられます。

グループウェアも普及しており、IT系職種では貢献度を測るアプリケーション迄出てきています。
もともと実力主義ですので、そういった事にも積極的なのでしょう。

では、実力が見えにくい職種はなんでしょう?

ちゃんと読んでくれた方は分かったと思います。

実力主義の会社で働きたいのであれば、体制が整のっている会社を選びましょう。

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