大日本住友製薬が早期希望退職者を募集する事を発表しています。
早期希望退職募集の対象となっているのは、生産本部所属で勤続5年以上の45歳以上。
募集期間は11月15日から12月15日迄で、退職金加算と再就職支援が有るとのこと。
退職日は2018年3月31日付。
大日本住友製薬は昨年も営業対象の早期希望退職募集を行っており、人員削減は2年連続となります。
大日本住友製薬は早期希望退職人数を記載していませんが、昨年の早期希望退職者は295人ですので、同規模の人数になる可能性は高いでしょう。
抗精神病薬ラツーダの販売が海外で好調で上方修正していますが、2019年の特許切れに備えて国内外で次の収益を模索しており、国内工場も閉鎖と統合で再編しています。
イーライ・リリーが3500人規模のリストラを発表、全従業員の8%を人員削減
http://newjob.wp.xdomain.jp/article/453390567.html
上記の通りイーライ・リリーやMSDなどの人員削減パターンと同様で、医薬品業界では特に珍しい事では無いですが、同時期にやられるとちょっと厳しいです。
医療・医薬品業界の生産部門ですので、他業界でも転職できる事が強みでは有るのですけどね。
医薬品に拘りが有るなら別ですが、食品・化学など見ておくと良いでしょう。
早期希望退職者など人員削減の対象になった時や希望退職者募集に応募をする方は、『早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方』を参考にして下さい。