副業を許可する企業も増えてきていますが、希望退職の募集が多くなっていますので、副業をする人も増えそうです。
希望退職と副業に何の関係があるのかと言いますと、希望退職前に副業を始めておくと、希望退職後に副業を本業にする事が可能となります。
もちろん希望退職後に副業可能な会社へ転職して、副業をそのまま継続する事も可能となります。
転職する前に転職先を決めておく様に、希望退職前に副業を始める事も考えてみましょう。
希望退職に応募する前にしておく事
http://newjob.wp.xdomain.jp/article/post-22730.html
早期退職への応募から希望退職した後の身の振り方
http://newjob.wp.xdomain.jp/article/post-22494.html
副業のイメージ
副業と聞くと、一昔前であれば内職などをイメージする方が多いと思いますが、副業・兼業と言われている様に多くの種類があります。
政府も副業・兼業を推進しており、各メディアでも副業・兼業の特集を行ったりしていますので、副業・兼業に関するイメージも年代によって異なるでしょう。
しかし、会社を辞めたくないのに退職勧奨をされる事も増えたり、会社を辞めたいのに適用否認でプロテクトされてしまったり、希望通りにはいかない希望退職となるケースも多くなっていますので、各方面で副業に対する悪いイメージを改善する方向となっています。
希望退職に応募殺到で会社を辞めるのも倍率が高くなる氷河期世代
http://newjob.wp.xdomain.jp/article/post-22892.html
公務員の副業
公務員も副業は解禁されていませんが、先ほども書いた通り政府も副業を推進しており、福井県や神戸市、生駒市など幾つかの自治体では地方公務員の副業を解禁しています。
公務員と一般企業の副業とは異なると思われがちですが、副業・兼業ガイドラインに沿った形で基準を明確にする事で副業を解禁しています。
副業・兼業(厚生労働省公式ページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
副業許可の企業へ転職
希望退職前に副業を始めましょうと言われても、会社が副業を許可していないので副業が出来ない方も多いと思います。
会社が副業を解禁するのを待つか、副業を許可している会社へ転職するかを選択する事になります。
更に副業をしたいけれども、副業をする時間も気力もない方も多いと思います。
そういった方は残業が少ない会社へ転職するか、体力的にキツくない仕事へ転職するかを選択する事になります。
どちらにしても、副業を始める前に転職して環境を整える必要が出てきます。
実際に役立つおすすめ転職サイトと転職エージェントの比較
http://newjob.wp.xdomain.jp/article/post-21383.html
副業は割増賃金で稼げる
実際問題として副業は稼げるのか?と言いますと、副業は基本的に時間外労働であり割増賃金を支払う義務があります。
この部分を理解していない会社も多いですが、副業時間は割増賃金ですので稼げると言えるでしょう。
副業・兼業に対する割増賃金に関しては、前述の厚労省公式ページを参照して下さい。
希望退職後に副業を本業へ
希望退職前に副業を始めて、希望退職後に副業を本業にする事例は幾つもあります。
例えば会社が倒産しても取引先は残っている訳ですから、フリーランスとして取引先と個人で事業の契約を締結したり、元々副業で起業していたが、希望退職の退職加算金で事業拡大や従業員を雇う事も可能となります。
アルバイト・パート兼業の類でも、希望退職で転職先が見つからなくても収益はありますので、アルバイト・パートをしながら転職先を探す事も可能となります。
おすすめアルバイトとパート求人サイトの特徴と比較
http://newjob.wp.xdomain.jp/article/371315622.html
在宅で出来る副業
副業は在宅で行いたい方が多い様ですが、在宅の副業は先ほどの割増賃金とは少々異なるパターンになる場合が多くなりますので、簡単ではありますが収益に繋げる事は難しい副業が多いです。
収益を上げる事が可能であれば良いですが、希望退職前に始める副業としては事業性や確実性に欠けています。希望退職の希の字もない頃から初めての副業として始める事をおすすめします。
目標達成金額になった頃には希望退職の希望退の字まで出ているかも知れませんので、退職加算金と合わせて希望退職後の事を考える事が可能となります。
これら在宅での副業を行うと同時に、英会話など英語力を上げる事もおすすめです。
副業で投資
株式取引や為替取引など投資を副業と呼ぶ事も多い様ですが、在宅での副業と同じく割増賃金とは全く異なるパターンです。
在宅副業と異なる点としては、運がよければ高収益となる事がある点でしょうか。逆に大赤字となる可能性もありますね。
投資を副業とするのであれば、やはり在宅副業と同じく希望退職の希の字もない頃から初めての副業として始める事をおすすめします。
希望退職前に資産を形成できれば、退職加算金と合わせて資産運用に移行できます。
副業の選び方
副業について理解して頂いたところで、副業の選び方も大体把握できたと思います。
収益が安定している副業は希望退職前に、収益が不安定な副業は希望退職の希の字もない頃に始める事が良いとなります。
この様な事から、経験が浅い若い社員の副業と、経験が多い中年社員の副業は選び方も目的も異なります。
転職と副業は、今後一般的になりますので、何事も早めに計画を立てておくと良いでしょう。