マイナビが調査 – 新卒入社企業で「定年まで」働く新入社員は約2割
マイナビは6月13日、「2019年新入社員1カ月後の意識調査」を発表した。調査は5月7~8日、22~23歳の男女400名づつを対象にインターネットで行われた。
同調査によると、「あなたは、今の会社で何年ぐらい働くと思いますか?」と聞いたところ、「わからない」(23.9%)、「3年以内」(22.2%)、「定年まで」(21.8%)、「4~5年くらい」(14.9%)、「6~10年くらい」(9.8%)、「10年以上」(7.6%)という結果に。10年以内に転職する割合が半数弱(46.9%)となっている。
終身雇用が厳しくなってきたと方々で言われていますが、新卒で入社した会社で定年まで働きたい方は意外と多いです。
安定した企業で働きたいと考えている就活生は多く、終身雇用の根強い人気が分かります。
トヨタ社長が終身雇用が厳しいと述べた事で、トヨタの様な大企業でも終身雇用が難しいとは他の企業なんてもっと難しいと言う感じになっています。
トヨタは大企業で業績も安定しているとはいえメーカーです。
メーカーである以上、市場の状況によって変動しますので安定とは言えないでしょう。そう言った事を踏まえてトヨタ社長は述べたと思います。
では、安定・安泰の企業とは一体どの会社を指すのか?と言う事になります。
定年までの40年間?定年延長で50年間でしょうか?
40年から50年間もの長期間安定し続ける安泰の会社です。
実際に多くの大企業は残るが中身は別会社になっていると思います。
終身雇用で安定安泰の会社で働けた方々が団塊の世代迄ですので、丁度40年間から50年間の計算です。団塊の世代の定年から数年経った現在の状況を見るに、やはり社名は同じでも中身は別会社です。
要するに安定安泰の会社は自分次第と言う事になります。
自分達が収益を上げ続けなければなりません、他の誰かがやってくれる訳ではありません。
他の誰かがやってくれる、としてきた結果が現在の人員削減に繋がっていますので、そうなりたくなければ自分でどうにかしなければなりません。会社自体は安定安泰でも中の人は安定安泰ではないのです。
ましてや今や宇宙旅行やスペース・コロニーなどが計画される時代です。何が起こるか分かりません。
既に終身雇用が崩壊しているだけでなく、様々な制度が崩壊しています。
無理に付いていく必要はないですが、柔軟に対応できる臨機応変な考え方は必要でしょう。