東洋経済が残業が多い業界ランキングを発表しています。
まず年齢が高くなるにつれて労働時間が減少し給料が上昇するグラフが掲載されています。
最も労働時間が多いのは20代の若手社員となっており、その20代若手社員の労働時間が多い業界ランキングとなっています。
残業が多い業界ランキング
20代社員の残業時間が多い業界ランキングを見ていきましょう。
- 総合工事業
- 道路貨物運送業
- 道路旅客運送業
- 自動車整備業
- 輸送用機械器具製造業
- 金属製品製造業
- 印刷・同関連業
- 電気機械器具製造業
- 金融商品取引業、商品先物取引業
- 木材・木製品製造業
- 設備工事業
- 生産用機械器具製造業
- 鉄鋼業
- 汎用機械器具製造業
- 郵便業
- 非鉄金属製造業
- 食料品製造業
- 飲食店
- 飲食料品卸売業
- 窯業・土石製品製造業
- 各種商品卸売業
- 持ち帰り・配達飲食サービス業
「20代社員の労働時間が長い業界」ランキング
http://toyokeizai.net/articles/-/192833
建設・物流・各メーカーが上位に並び、印刷・郵便・飲食が間に挟まっています。
上記は19位までですが92位まで掲載されていますので参考に見ておくと良いでしょう。
最も年間労働時間が少ない業界は航空運輸業、次に通信、その次に水道、鉄道、ガスのインフラ系が続いており2000時間を切っています。
残業が最も多い業界も総合工事業となっており、道路貨物運送業、道路旅客運送業、金融商品取引業、商品先物取引業、輸送用機械器具製造業では月30時間を超えています。
労働時間は長いが年収300万円台の業界がチラホラ有りますが、それを逆手に待遇を大幅に改善して大量に採用を行なっている企業も有ります。
業界全体が上記とは限りませんので基準として参考程度に見ておくと良いでしょう。
残業少なく給料高い企業ランキング
次に、逆に残業が少なく給料が高い企業ランキングも東洋経済に掲載されていました。
- エレマテック
- ディジタルメディアプロフェッショナル
- 丸井グループ
- クレオ
- メディパルホールディングス
- 大日本住友製薬
- J.フロント リテイリング
- 極東貿易
- サトーホールディングス
- スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 星光PMC
- 加賀電子
- オートバックスセブン
- 三越伊勢丹ホールディングス
- 因幡電機産業
- 三洋化成工業
- 関西ペイント
- 東洋インキSCホールディングス
岩谷産業
島津製作所
- ワイヤレスゲート
「残業少ないのに給料が高い」83社ランキング
http://toyokeizai.net/articles/-/167617
トップとなったのはエレマテックの残業月1h36m平均年収707万円です。
2位のディジタルメディアプロフェッショナルは2hの734万円となっており、残業月2h以下で平均年収700万円以上の企業はこの2社だけです。
DMPはファブレスで従業員数も少なく入社は結構難しいと思われる。本文には83位まで掲載されていますので見ておくと良いでしょう。
中途採用の求人を見ている方は分かると思いますが、ランキングに掲載されている企業はここ数年で中途採用を行なっています。
興味がある方は求人を見ておくと良いでしょう。